陶部高貴(読み)すえつくりこうき

世界大百科事典(旧版)内の陶部高貴の言及

【陶作部】より

…また陶部ともつくる。《日本書紀》垂仁3年条に,近江国鏡谷の陶人は新羅王子天日槍(あめのひぼこ)の従人であると伝え,また雄略7年条には百済より貢上せしめた工人中に新漢陶部高貴(いまきのあやのすえつくりこうき)の名がある。前者は新羅系,後者は百済系製陶技術者の渡来を物語るものと考えられる。…

※「陶部高貴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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