1対1の写像(読み)いちたいいちのしゃぞう

世界大百科事典(旧版)内の1対1の写像の言及

【写像】より

…そこで,f(A)=Bが成り立つとき,すなわち,Bのどの元bについても,bfの値とするAの元aが,少なくとも一つ存在するとき,fAからBへの全射,あるいはAからBの上への写像であるという。また,写像fABが,Aの任意の異なる2元a,a′に対し,それぞれ異なるfの値を定めているとき,つまり,aa′なら,f(a)≠f(a′)であるとき,fAからBへの単射,あるいはAからBへの1対1の写像であるという。写像fABが,全射かつ単射であるとき,fAからBへの全単射であるという。…

※「1対1の写像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」