世界大百科事典(旧版)内の12小預言書の言及
【預言書】より
…〈後の預言者〉には,預言者の名を冠したいわゆる預言書が属する。まず三大預言書《イザヤ書》《エレミヤ書》《エゼキエル書》が置かれ,その後に《ホセア書》《ヨエル書》《アモス書》《オバデヤ書》《ヨナ書》《ミカ書》《ナホム書》《ハバクク書》《ゼパニヤ書》《ハガイ書》《ゼカリヤ書》《マラキ書》が〈12小預言書〉として一括されているが,この中には《ヨナ書》のように文学書として成立したのに,後日預言者を主人公とすると理解されたものもある。文学書の追加は《七十人訳聖書》でも行われた。…
※「12小預言書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」