世界大百科事典(旧版)内の2本立て興行の言及
【B級映画】より
…ハリウッドの用語で,低額予算で製作される映画をさす。レコードのA面に対するB面と同じように,映画館のプログラムの表(メーン)になる“A”の作品に対して,裏の“B”の作品すなわち併映作品の意味であり,したがって〈2本立て興行〉が一般化したときからこの呼称と概念が生じたわけである。なお,〈2本立て〉のプログラムを埋めるために毎週量産される映画を意味する〈プログラム・ピクチャー〉という呼び名も生まれている。…
【プログラム・ピクチャー】より
…映画館の毎週の番組(プログラム)を埋めるために量産される映画(ピクチャー)の意で,アメリカで1930年代初頭に〈2本立て興行double feature〉(1番組に劇映画2本を組み入れる興行)が始まったときに生まれた呼称。英語でprogrammerともいう。…
※「2本立て興行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」