世界大百科事典(旧版)内の2色温度計の言及
【高温計】より
…数百℃以上の高い温度を測るための温度計。各種の温度計の原理は,ほぼすべて高温にも適用できるが,現実には,測ろうとする温度にさらされた温度計の部品が,その高温に耐えて機能し続けられるかどうかなどの問題があるので,実用的な高温計の種類は限られることになる。すなわち抵抗温度計では,白金線で素子をつくったものが1000℃程度まで,熱電温度計では白金線や各種の白金ロジウム合金線の組合せが1500ないし1700℃程度,イリジウム・ロジウム系のものが2000℃程度,タングステン・レニウム系のものが2400℃程度まで利用できる。…
※「2色温度計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」