世界大百科事典(旧版)内の4D銀行の言及
【銀行】より
…他方,こうした株式銀行業務の国際化と並行して,あるいは,その前提として各国で銀行集中が進展した。ドイツでは,活動分野の異なる諸銀行の結集(銀行コンツェルン),被合併銀行の支店化,持株支配などの多様な形態で集中が行われ,4D銀行(ディスコント・ゲゼルシャフト,ドイッチェ銀行,ダルムシュタット銀行,ドレスデン銀行)の寡占体制が成立した。イギリスにおいては,もっぱら被合併銀行の支店化という方式で銀行合同運動が展開し,五大銀行(ミッドランド,ロイズ,ウェストミンスター,ナショナル・プロビンシャル,バークレーズ)が形成された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」