50町歩以上ノ耕地ヲ所有スル大地主(読み)ごじっちょうぶいじょうのこうちをしょゆうするおおじぬし

世界大百科事典(旧版)内の50町歩以上ノ耕地ヲ所有スル大地主の言及

【地主】より

… 日本の地主制度の特徴は少数の巨大地主のもとに膨大な零細不耕作・耕作地主が存在していたことにあった。ちなみに,24年の農林省〈50町歩以上ノ耕地ヲ所有スル大地主〉に関する調査によると,50ha以上の大地主は全国で3158人で,そのうち北海道が787人,東北757人,北陸338人と,主として北海道や東日本稲作地帯に集中しており,東北,北陸諸県では小作地のなかで50ha以上地主の所有する小作地が20~30%台に達するところが多かった。しかし,50ha以上の寄生的大地主の小作地は日本の全小作地のなかでは14.5%にすぎず,日本では中小零細地主が圧倒的だった。…

※「50町歩以上ノ耕地ヲ所有スル大地主」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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