世界大百科事典(旧版)内の5-FUの言及
【制癌薬】より
…臨床的に用いる制癌薬としてメトトレキセートがあり,白血病や絨毛(じゆうもう)癌の治療に用いられているが,白血球や血小板の減少,悪心,嘔吐その他の副作用がみられる。(2)ピリミジン誘導体 この群には日本で消化器癌の治療に用いられることの多い5‐フロロウラシル(5‐FU)が含まれる。これはチミジル酸合成酵素に作用してその作用を妨げることにより,結果的にDNA合成を抑えるのが主作用である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」