Artabanus II(英語表記)ArtabanusII

世界大百科事典(旧版)内のArtabanus IIの言及

【パルティア】より

…前20年,両国の間に平和条約が成り,ユーフラテス川が国境とされ,アルメニアに対するローマの宗主権が承認された。 その後,パルティア宮廷にローマ化が進行したが,かかる傾向に不満を抱いた貴族たちは,北東イラン出身で母がアルサケス朝につながるアルタバヌス2世Artabanus II(在位10か11‐38)を王に推戴した。彼は対外的平和を利用して国内における王権の強化に努め,長子アルサケスArsacesを一時アルメニア王に就けることに成功した。…

※「Artabanus II」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android