Baillie,M.(英語表記)BaillieM

世界大百科事典(旧版)内のBaillie,M.の言及

【肺結核】より


[肺結核の研究史]
 肺結核についての研究は,R.コッホが結核菌を発見する以前に,すでに17~18世紀から始まっていた。たとえば17世紀のオランダの医師F.シルビウスは結核結節について記載しているし,イギリスのベーリーMatthew Baillie(1761‐1823)も《人体諸器官の病的解剖学》(1793)において,肺結核について詳細に記載している。19世紀に入り,聴診器を考案したフランスのR.T.H.ラエネクは多数の結核患者の解剖から,肺結核を滲出型と増殖型に分けた(1819)。…

※「Baillie,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android