Draper,J.W.(英語表記)DraperJW

世界大百科事典(旧版)内のDraper,J.W.の言及

【科学史】より

…なぜなら,むしろ科学が経験に基づき,客観的な真理を究める普遍的な知識体系であり,数学的な方法に裏打ちされた確実な予言能力をもつという,今日でも一般には信じられているその特権性が自明のものと考えられていたからである。その自明性を最も傲慢な態度であからさまにした例として,ドレーパーJ.W.Draperの《宗教と科学の闘争史》(1875)が挙げられよう。したがって,科学の特権性を過去の歴史のなかに跡づけ,あるいはそうした体系の部分的な一片一片を,他の文化圏の歴史のなかに発見するという,データ探しが,19世紀の動きを受けついだ20世紀前半の重要な学問上の目標となった。…

※「Draper,J.W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android