Faras(英語表記)Faras

世界大百科事典(旧版)内のFarasの言及

【ヌビア教会】より

…通説によれば,マクリアを除く2王国は単性論派,マクリアはカルケドン派からのちに単性論派に転じたとされる。しかしヌビアの単性論派はのちのイスラム時代からに過ぎないとの説もあり,近年行われたノバティア王国の首都ファラスFarasの発掘で出土した教会の壁画と碑文はビザンティン的特徴を見せている。ヌビア教会はイスラム軍の支配下にあっても繁栄を続けたが,サラーフ・アッディーン(サラディン)の征服(1173)で大きな打撃を受け,14世紀末までに消滅した。…

※「Faras」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android