GATT11条国(読み)がっとじゅういちじょうこく

世界大百科事典(旧版)内のGATT11条国の言及

【貿易自由化】より

…まず1950年代の後半には,西欧諸国で相ついで通貨の交換性回復と輸入許可制や輸入割当制といった直接統制の撤廃が行われた。これよりやや遅れて,日本でも60年以降に貿易自由化が進められ,63年にはGATT11条国となり,翌64年にはOECDへの加盟と原則的に為替取引を自由に行うIMF8条国への移行を決めた。60年代の貿易自由化は関税の引下げを中心に進展したが,なかでも63年に始まり67年に妥結したケネディ・ラウンド関税一括引下げ交渉は,それまでの多角的貿易交渉のうち最も大がかりなもので,鉱工業製品の関税率は平均33%引き下げられるという画期的な成果をあげた。…

※「GATT11条国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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