世界大百科事典(旧版)内のIronCurtainの言及
【チャーチル】より
…これは,偉大な戦時指導者としてのチャーチル個人の資質によりも,労働党の社会政策に戦後再建の期待をかけた国民感情の表れと見られる。この年すでに〈鉄のカーテンIron Curtain〉という言葉でソ連への警戒心を明らかにした彼は,翌年野党党首としてアメリカのフルトンで演説し,共産主義勢力に対抗する英米協力の必要を力説,一方スイスにおいては〈ヨーロッパ統合〉を提唱した。51年には再び政権に就き,53年エリザベス2世の戴冠式にあたりガーター勲章を授けられた。…
※「IronCurtain」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」