Mozarabic(その他表記)Mozarabic

世界大百科事典(旧版)内のMozarabicの言及

【ポルトガル語】より

…半島西部ではドウロ川以北の地域が早くにイスラム教徒の勢力を排除するが,この地に,既に何百年かにわたる言語変化を経て9世紀ころに成立したのがガリシア・ポルトガル語Galician‐Portugueseである。この言語は国土回復運動とともに南へ勢力を伸ばし,モサラベ語Mozarabic(イスラム支配に服したキリスト教徒の用いていたロマンス語)と接触し,これを吸収しつつ独自の特徴を発達させながら,やがてポルトガル王国(1143年誕生)固有の共通語を形成するにいたる。この時期にイスラム教徒のアラビア語から導入され今日に伝わる語彙(arroz〈米〉,aldeia〈村〉など)は,ゲルマン語起源の借用語よりはるかに多い。…

※「Mozarabic」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む