世界大百科事典(旧版)内のPalolasiciliensisの言及
【イソメ】より
…大部分のものは浅海の砂れき中にすむが,サンゴイソメEunice tibianaは水深100~200mくらいの海底にすむ。 Palola siciliensisは本州中部より熱帯域のサンゴ礁にすむが,生殖時期になると大量の生殖型個体が群泳するので有名である。サモア,フィジー,ギルバート諸島では毎年10月と11月の満月から8日目と9日目の日の出前の1~2時間に生殖群泳をする。…
【パロロ】より
…ゴカイ科のイトメは日本パロロ(英名Japanese palolo)といわれ,11月と12月にみられる。イソメ科のPalola siciliensisは,太平洋パロロ(英名Pacific palolo)と呼ばれ,本州中部以南からインド洋,西太平洋,地中海,大西洋に広く分布している。また同じイソメ科のEunice schemacephalaは大西洋パロロ(英名Atlantic palolo)と呼ばれ,フロリダ,ジャマイカなどでみられる。…
※「Palolasiciliensis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」