Semargl

世界大百科事典内のSemarglの言及

【スラブ神話】より


[神々の起源]
 10世紀の東スラブに異教神のパンテオンが存在していたことを伝える数少ない記述の一つとして《原初年代記》(別名《過ぎし年月の物語》)がある。ここには雷神ペルーンPerunをはじめとして,家畜と富の神ベーレスVeles(ボーロスVolos),太陽神としてダージボグDazh’bogとホルスKhors,火の神スバローグSvarog,風の神ストリボーグStribog,女性労働の守護神モーコシMokosh’,七頭神セマールグルSemarglの名前があげられ,それらの偶像がキエフ大公ウラジーミルによってキエフの丘の上に建てられていたことが記されている。この中でストリボーグはインド・ヨーロッパ語族に起源をもつもの,ホルスはエジプトの太陽神とつながるもの,スラブに広く存在したモーコシはフィン系民族の女神にさかのぼると考えられる。…

※「Semargl」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

新華社

中華人民共和国の国営通信社。新華通訊社が正式名称。 1931年延安で創立され,48年北京に移り,現在は政府国務院新聞総署の管轄下にある。特に文化大革命以後は重要度が高まり,党と政府の発表はここを通じて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android