Yarilo(その他表記)Yarilo

世界大百科事典(旧版)内のYariloの言及

【ロシア】より

…自然の復活を祈願し,つつがなく春を迎えるために,3月初めに小麦粉で鳥の形をした飾物(これをジャーボロノクzhavoronok(ひばり)と呼んだ)をつくり屋根にかかげる風習,5月の初め芽ぶいたばかりのシラカバの若木を切り出してかかしをつくり村中を練り歩く習慣などもロシアのいたるところでみられた。年のめぐり,春の到来は太陽神ヤリーラYarila(ヤリーロYariloともいう)の復活としても意識された。冬のあいだ,眠っていたヤリーラがふたたび目をさまし活動を始めるとき,自然の万物もよみがえる。…

※「Yarilo」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む