A.T.(読み)えーてぃー

世界大百科事典(旧版)内のA.T.の言及

【アールネ】より

…フィンランドの民俗学者。ヘルシンキ大学の講師。晩年になってようやく教授職につくという,あまり恵まれない研究条件のもとで,健康をむしばまれながら不朽の業績を残した。彼は独創的な理論家ではなく,K.クローンの説を地味に,しかし明晰,論理的でかつ用心深く祖述しただけであるが,そのことでかえって〈歴史・地理学的方法〉をとる研究者たちの手本となった。彼の評価が国内よりも国外において一層高いのは,昔話の研究史上欠かすことのできない〈昔話の型〉の国際的な分類基準を完成させ,研究上とくに重要な学者間の国際的協調による効果的な環境づくりを促進したことにある。…

※「A.T.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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