世界大百科事典(旧版)内の《AbingdonChronicle》の言及
【アングロ・サクソン年代記】より
…9世紀後半アルフレッド大王のもとで,古い伝承や記録またベーダの《イギリス人の教会史》などの歴史書を材料として編纂されたものが原本で,以後いくつかの教会・修道院で書きつがれた。大別して7種の写本(うち1種にはラテン語訳が付される)と2種の断片が現存するが,うち《パーカー年代記Parker Chronicle》《アビンドン年代記Abingdon Chronicle》《ウースター年代記Worcester Chronicle》《ピーターバラ年代記Peterborough Chronicle》の4種が原本に近く,史料的価値が高いといわれる。【青山 吉信】。…
※「《AbingdonChronicle》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」