世界大百科事典(旧版)内のabyssaltholeiitoの言及
【結晶分化作用】より
…そのほか1960年に久野久(1910‐69)は本源マグマとして高アルミナ玄武岩マグマを提唱し,これから高アルミナ玄武岩系列の火山岩が生ずると主張した。その後,中央海嶺から噴き出し大洋底全体に広がる深海性ソレアイトabyssal tholeiitoがエンゲルA.E.J.Engelらによって発見され,通常のソレアイトにくらべてK2Oに乏しいことも明らかにされた。深海性ソレアイトは地球上に最も大量に出現する火山岩である。…
※「abyssaltholeiito」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」