AdhemarduPuy(その他表記)AdhemarduPuy

世界大百科事典(旧版)内のAdhemarduPuyの言及

【十字軍】より

…12世紀後半から海運の発展によって,ビザンティン帝国とイタリア諸都市の海軍力が強大となり,もっぱら聖地に直航する地中海ルートが利用された。
【経過の概要】

[初期十字軍]
 第1回十字軍は,上述の地域(1)の各地で遠征が発起され,ルピュイ司教アデマールAdhemar du Puyを教皇代理の調停者として4軍団が地域(2)において前進基地,補給源(コンスタンティノープル)の設定を行い,ビザンティン皇帝に対する臣従誓約の履行を受諾した後,アナトリア横断中,各地で同地を支配していたルーム・セルジューク朝軍との前哨戦ののち,地域(3)の門戸をなすアンティオキア争奪の攻城戦をもって本格的作戦に入った。同時に別働隊によるエデッサ攻略戦が行われ,遠くユーフラテス川流域地方までヨーロッパ人の占領地が拡大された。…

※「AdhemarduPuy」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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