《ADiplomatinJapan》(その他表記)ADiplomatinJapan

世界大百科事典(旧版)内の《ADiplomatinJapan》の言及

【サトー】より

…生麦事件勃発の6日前であった。それから第1回の賜暇で帰国する69年2月(明治2年1月)までの経歴は,サトー自身の回想録《一外交官の見た明治維新A Diplomat in Japan》(1921)にくわしい。この時期のサトーについて特筆すべきことは,第1に,日本語を自在に駆使する外交官の先駆者となったこと,第2に,倒幕勢力との幅広い接触を通して,豊富な情報を入手し,イギリスの駐日公使,とくにパークスの対日政策の樹立を助けたこと,第3に,《英国策論》(元来無署名で,1866年に横浜の英字週刊紙《The Japan Times》に3回に分けて掲載)を通して,日本の政治体制は天皇を元首とする諸侯連合であり,将軍は諸侯連合の首席にすぎないことを主張し,幕府の権威失墜に手を貸したことであろう。…

※「《ADiplomatinJapan》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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