世界大百科事典(旧版)内のAllgäuの言及
【ビュルテンベルク】より
…工業の地方中心地としてはなおネッカー川下流のハイルブロン,ドナウ川河畔のウルムがある。上部シュワーベン丘陵地は農業地帯をなすが,アルプスに近い南の高地は酪農が盛んで,ボーデン湖やその東のアルゴイAllgäu地方は観光地としても知られている。
[歴史]
中世盛期シュタウフェン朝の時代まで,ビュルテンベルクの地はシュワーベン公領に属していたが,その間シュトゥットガルトの近くから出てネッカー川およびレムス川流域の支配者となった貴族の家柄が1135年ビュルテンベルク伯を名乗り,シュタウフェン朝断絶後の大空位時代(1254‐73)に皇帝の所領をも奪って全シュワーベンに支配圏を広げた。…
※「Allgäu」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」