世界大百科事典(旧版)内のal-Madīnaal-Mudawwaraの言及
【城】より
…したがってそれ以後は,築城術もこれら先進国の影響をうけたが,ウマイヤ朝(661‐750)時代にはビザンティン建築のそれが強く,アッバース朝(750‐1258)にはいるとペルシアの影響が濃くなった。カリフ,マンスールが築いたバグダードの円城(ムダッワラal‐Madīna al‐Mudawwara)なども,ペルシアの様式が著しい。城壁は正円形で三重,外城の直径は約2.5km,外城の周囲には堀をめぐらし,建築材料はおもに日乾煉瓦であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」