世界大百科事典(旧版)内のal-Maksの言及
【カイロ】より
…なかでも最大の変化は河港の変遷である。フスタートはそれ自体が大商業河港であったが,カイロが建設されると,そこから至近の外港としてマクスal‐Maksが生まれた。フスタートからカイロへの経済重心の移動に伴ってマクスの比重は増大したが,この河床の西方移動によってマクスはさびれ,その西方河岸にブーラークBūlāqの港が発達し,これとカイロをつなぐ道沿いの地域もしだいに開けた。…
※「al-Maks」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」