世界大百科事典(旧版)内のal-Qulzumの言及
【スエズ】より
…642年アラブ・イスラム軍の将,アムル・ブン・アルアースがフスタート(現,カイロ)の町を築いたとき,この運河を再開発してフスタートと紅海を結ぶ〈信徒の長の運河(エジプト運河)〉を建設した。スエズ近郊1.6kmに位置するクルズムal‐Qulzumは,この運河の起点として古くから知られていた。スエズの発展は何よりもスエズ運河開通によるもので,1859年運河工事が開始されると小さな漁村にすぎなかったスエズは人口が急増し,69年の運河開通後は重要な港として一躍発展を遂げ現在にいたっている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」