世界大百科事典(旧版)内のamoebicdysenteryの言及
【赤痢】より
… なお小児の赤痢菌感染症とみられる病気に疫痢があるが,これについては〈疫痢〉の項を参照されたい。
[アメーバ赤痢amoebic dysentery]
赤痢アメーバEntamoeba histolytica(根足虫類に属する原虫の1種)が病原体で,その成熟囊子が飲食物とともに取り込まれ,ヒトへの感染が起こる。小腸内で球状の囊子cyst(径6~20μm)から出た栄養型vegetative form(長さ20~30μm)がアメーバ運動をしながら大腸の粘膜に侵入し,潰瘍を形成し,粘血便を排出する。…
※「amoebicdysentery」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」