Andrae,W.(その他表記)AndraeW

世界大百科事典(旧版)内のAndrae,W.の言及

【アッシリア学】より

… 初期の発掘はイラクのモースル周辺のアッシリアの遺跡を中心に行われ,1842年にはフランスのボッタP.E.Bottaがニネベ,コルサバードの発掘を開始し,45年にはイギリスのレヤードがニムルドで考古学的調査を開始している。この時期の発掘は古代遺物の探索が主要な目的であって,近代的技術を用いた科学的発掘は20世紀に入ってバビロンにおけるコルデワイR.Koldewey,アッシュールにおけるアンドレーW.Andraeらにまたなければならないが,ニネベにおけるアッシュールバニパル王の書庫の発見は,それ以後の文献学的研究の基礎となる特記すべき事件であった。発見された2万2000個の粘土板は大英博物館に移管され逐次刊行されてきている。…

※「Andrae,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android