世界大百科事典(旧版)内のAntelami,B.の言及
【パルマ】より
…【望月 一史】
[美術]
あせたばら色の煉瓦造のサンタ・マリア・アスンタ(聖母被昇天)大聖堂は,玄関左右の柱を2頭のライオン像が背負い,3層のアーケードがファサードを飾るロンバルディア・ロマネスク様式である。南翼廊(トランセプト)に置かれた《キリスト降架》(1178)の浮彫は,当地出身の彫刻家アンテーラミBenedetto Antelami(1150ころ‐1230ころ)の傑作である。隣接する洗礼堂の装飾も,彼が手がけた。…
※「Antelami,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」