世界大百科事典(旧版)内のantiarinの言及
【ウパス】より
…矢毒は樹皮を傷つけて出る乳液を集めて矢にぬり,乾かして用いる。有毒成分は配糖体のαとβ‐アンチアリンantiarinといわれ,ジギタリスと似た作用を有しているが,経口的に摂取してもさほど毒性はなく,傷から直接血液中に入った場合に著しい毒作用がある。樹皮の内皮からは強い繊維が得られ,ロープ,編物,衣類を作るのに利用されている。…
※「antiarin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」