anti-aromatic(その他表記)antiaromatic

世界大百科事典(旧版)内のanti-aromaticの言及

【芳香族性】より

…すなわち,4n+2個のπ電子をもつ平面環状π電子共役系は中性分子でも電荷を有する分子(アニオンまたはカチオン)でも,同数のπ電子をもつ直鎖π電子共役系と比較して安定化しており,芳香族的aromaticであるという。逆に,同様の比較において,不安定化していれば,反芳香族的anti‐aromaticであるという。 芳香族的な分子の著しい特徴は,熱力学的に安定であることのほかに,磁場をかけると,環状に分布する4n+2個のπ電子が環電流を誘起することである。…

※「anti-aromatic」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android