世界大百科事典(旧版)内のAppert,G.V.の言及
【司法省法学校】より
…速成科は1877年7月に第1期生50名を入学させ2年間の速成教育を開始し,ついで80年と83年に卒業年限を3年とする第2・3期生を入学させた。講義を担当したのはボアソナードやアペールGeorge Victor Appert(1850‐1934)らフランス人教師と正則科第1期生の磯部四郎らであり,その内容は擬律擬判による法律実務の修得をはじめフランス法および日本民法草案等であった。かかる正則・速成両科の課程を修了した司法省法学校の卒業生は,帝国大学法科大学に引き継がれて卒業した者を含めると400名を超える(手塚豊《司法省法学校小史》)。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」