世界大百科事典(旧版)内のapriorilanguageの言及
【人工言語】より
…さらに哲学的言語の提案としてはシュライヤーJohann Martin Schleyer(1831‐1912)による〈ボラピュクVolapük〉(1878)があり,〈真の文字〉にアルファベットを流用するなど斬新なアイデアが盛られた(図1)。 以上述べた例はいずれも既成言語から出発しない新しい提案だったため,一般に〈先験語a priori language〉と呼ばれ,自然言語を改良したエスペラントなどの〈後験語a posteriori language〉とは区別される。人工言語案のうち後験語の比重が重くなるのは19世紀以後で,とっぴな着想(図2)よりも修得の容易さを優先させた〈ラテン語改良案〉の類が多数現れだした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」