世界大百科事典(旧版)内のAquaviva,R.の言及
【イエズス会】より
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[盛衰と現状]
イエズス会は修道会史上新転換を画し,一定の修道服や歌唱祈禱などの古い生活形式を廃止して全世界にとび立っていった。創立者イグナティウスの没年(1556)には会士1000,管区12,中興の祖第5代総長アクアビバC.Aquaviva時代(1581‐1615)には会士1万3112,管区32に達し,その使徒的活動,学校教育,学問研究は世界各国において進展した。しかし18世紀末の反教会的嵐の中でポルトガル(1759),フランス(1764),スペインやナポリ(1767),その他の国における同会の禁止と追放が断行された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」