世界大百科事典(旧版)内のarachnoidgranulationの言及
【くも膜(蜘蛛膜)】より
…この槽をくも膜下槽と呼び,代表的なものとして,小脳と延髄の間の小脳延髄槽,大脳外側窩(か)の大脳外側槽,視神経交叉(こうさ)周囲の交叉槽,左右の大脳脚の間にまたがる脚間槽,脳梁に沿う脳梁槽などがある。 上矢状洞など主要な静脈洞の内壁にはイチゴ状の小体があり,くも膜顆粒arachnoid granulationと呼ばれる。発見者のイタリアの医師パッキオニAntonio Pacchioni(1665‐1726)の名を冠してパッキオニ小体またはパッキオニ腺ともいわれる。…
※「arachnoidgranulation」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」