世界大百科事典(旧版)内のArisaemaの言及
【テンナンショウ】より
…暖温帯域を中心に日本全国に広く分布するサトイモ科の多年草。多形的で,それぞれの地方型にいろいろと名まえがつけられている。地下に直径3~5cmほどの扁球形の球茎があり,春にそこから高さ40~100cmをこえる葉柄の葉鞘(ようしよう)部が巻き重なった偽茎を伸ばし,通常2枚の葉をつける。葉身は鳥足状に7~15裂し,しばしば葉縁に鋸歯がある。花茎は偽茎の中を貫通し直立し,その頂端に仏焰苞に包まれた肉穂花序をつける。…
※「Arisaema」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」