Arrebo,A.(その他表記)ArreboA

世界大百科事典(旧版)内のArrebo,A.の言及

【デンマーク】より

… 16世紀は宗教改革と人文主義の時代で,国語文学で最大の記念碑は,《クリスティアン3世欽定訳聖書》(1550)で,その翻訳の中心は,人文主義者ペーゼルセンChristiern Pedersen(1475ころ‐1554)とシェラン管区監督パラディウスPeder Palladius(1503‐60)である。17世紀になると,古典古代の詩芸に拠って芸術詩と呼びうる作品が初めて現れ,〈デンマーク詩芸の父〉アレボーAnders Arrebo(1587‐1637)牧師がフランスのデュ・バルタス作《聖週間》にならって天地創造の《六日物語》をまとめた(1630‐37)。デンマーク・バロックは抒情的宗教詩人キンゴThomas Kingo(1634‐1703)でその頂点に達する(《霊的歌集》2巻。…

※「Arrebo,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android