世界大百科事典(旧版)内のassignablecauseの言及
【管理図】より
…その一つは標準に従って同じ作業を行っているにもかかわらず発生するばらつきで,これは科学的に無限にある原因の中で,現在の技術,標準で押さえ切れないもので,偶然原因chance causeとか不可避的原因といわれる。他の一つは工程に何か異常が起こって,たとえば標準が守られなかったり標準が不備であるために,とくに大きなばらつきを与える原因で異常原因とか突きとめうる原因assignable causeなどと呼ばれる。偶然原因のみによっておこる製品品質のばらつきは,安定した統計的分布を示し,このような工程の状態を管理状態という。…
※「assignablecause」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」