世界大百科事典(旧版)内のAuberonの言及
【オベロン】より
…ドイツの《ニーベルンゲンの歌》で英雄ジークフリートが獲得する秘密を守る小人の妖精王はアルベリヒAlberichで,〈エルフの王〉の意。フランスの中世騎士物語《ボルドーのユオン》では,主人公を超人的な力で助ける背丈3フィート(約90cm)の森の妖精王として現れ,名まえもオーベロンAuberonに変化した。一説にはアーサー王伝説の湖の精モルガンとシーザー(カエサル)の息子といわれ,誕生時に妖精ののろいで小さくされ,また超能力も与えられたといわれている。…
※「Auberon」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」