世界大百科事典(旧版)内のauvantiasisの言及
【汗腺】より
…【山内 昭雄】
【汗腺の病気】
精神性発汗で異常に発汗するものを掌蹠多汗症といい,指先や手掌,足底の皮がうすくむける状態を汗疱という。かんきつ類を多量に食べる人はその色素成分であるカロチンが汗とともに排出され,手掌,足底が黄染することがあり,柑皮症auvantiasisという。いわゆる〈あせも〉は発汗が誘因となっておこる汗疹およびこれが湿疹化したものをいい,〈あせものより〉は多発性汗腺膿瘍といい,汗疹に細菌感染したものである。…
※「auvantiasis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」