世界大百科事典(旧版)内のAWTの言及
【プログラミング言語】より
…現在は多くのプラットフォームで動く,豊富なライブラリーAPIとインターフェースやスレッド(並行実行機能)など進んだ機構をもつ汎用のオブジェクト指向言語としての側面が重視されつつある。たとえばAPIのうち,AWT(Abstract Windowing Toolkit)を使えば,プラットフォーム固有のAPIに依存せずにグラフィカルなユーザーインターフェースをもつプログラムが作成可能である。BasicTSS(時分割システム)環境で容易に使えることをめざして開発されたプログラミング言語であるが,その簡便さを活かしてパーソナルコンピューターの普及期にBasic処理系が多くの機種に搭載されたことから広まり,現在でも教育用に多く使われている。…
※「AWT」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」