BalduinusI(その他表記)BalduinusI

世界大百科事典(旧版)内のBalduinusIの言及

【ラテン帝国】より

…同協定の定める皇帝選考委員会(ベネチア側,騎士側それぞれ6名から成る)は,自ら従軍したベネチア総督ダンドロEnrico Dandoloの筋書どおり,十字軍指導者のモンフェルラート辺境伯ボニファチオBonifacioをさしおいて,フランドル伯ボードアンBeaudouinを選び,後者は,皇帝を出さなかったベネチア側から選ばれたコンスタンティノープル・ラテン総主教モロシニTomaso Morosini(ベネチア貴族出の修道士)により,アヤ・ソフィア教会でボードアン1世(在位1204‐05。バルドゥイヌス1世Balduinus I)として戴冠された(1204年5月)。彼は〈皇帝にしてローマ人(旧ビザンティン帝国領の住民)の支配者〉と称し,西方から随行したその家臣との関係では,〈フランドル・エノー伯〉を付加した。…

※「BalduinusI」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む