《Baudhāyana-dharmasūtra》(その他表記)Baudhayanadharmasutra

世界大百科事典(旧版)内の《Baudhāyana-dharmasūtra》の言及

【ダルマ・スートラ】より

…ダルマ・スートラの規定も,日常の宗教的慣習,清めや贖罪,四つの住期〈アーシュラマ〉のそれぞれにおける権利と義務など,宗教的義務に関するものが大部分で,一部に家族法や裁判・訴訟に関する規定など民法,刑法に相当する部分を含んでいる。前500年前後から漸次に成立したと推定され,現在は《アーパスタンバ・ダルマスートラĀpastamba‐dharmasūtra》《バウダーヤナ・ダルマスートラBaudhāyana‐dharmasūtra》など数種が伝わっている。いずれも要点のみを組織的に配列する〈スートラ体〉という極度に簡略な文体で書かれており,一部に韻文を含むが,韻文部分には後世の付加と考えられるものが多い。…

※「《Baudhāyana-dharmasūtra》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android