世界大百科事典(旧版)内のBhūmakaの言及
【サカ】より
…王の下にはマハー(大)・クシャトラパmahā‐kṣatrapa,クシャトラパを置き,国内を監督させたが,これはアケメネス朝以来の地方総督であるサトラップのインド語訛であるといわれる。 マウエースの死後王国は一時分解したが,後1世紀ころクシャトラパの一系統のブーマカBhūmaka,ナハパーナNahapāna父子によって,サウラーシュトラ,マールワー地方に勢力が築かれた。この王朝はクシャハラータKṣaharāta朝と呼ばれ,インド文化との同化に努めてバラモン教,仏教を共によく保護した。…
※「Bhūmaka」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」