世界大百科事典(旧版)内のbimolecularnucleophilicsubstitutionの言及
【有機化学反応】より
…たとえば臭化メチルと水酸化物イオンの反応を例にあげることができる。 CH3Br+OH-―→CH3OH+Br- ……(18) 反応速度がv=k[CH3Br][OH-]で表されるので,この型の反応は二分子求核置換bimolecular nucleophilic substitution(SN2と略記)である。この事実および基質が光学活性のとき反転(ワルデン反転)が起こることからヒューズE.D.HughesおよびインゴルドC.K.Ingoldらは,三角両錐形の五配位遷移状態を提案した。…
※「bimolecularnucleophilicsubstitution」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」