世界大百科事典(旧版)内のbioengineeringの言及
【生物工学】より
…生物のもつ優れた機能を解明し,そのような機能をもつ体系を人工的につくりだそうとする学問分野。生物学・医学と工学との境界領域に位置する。生体工学,バイオエンジニアリング,バイオニクスbionicsとも呼ばれる。分子生物学,生物物理学,生理学,解剖学,心理学などを基礎学問とし,遺伝子工学,細胞工学,発生工学,医用工学,人間工学,制御工学,人工知能などの幅広い応用分野をもつ。生物の機能のうち数理的解析になじみやすい感覚,運動,神経回路網などは早くから,パターン認識,計算機工学などとの関連で研究対象とされてきた。…
※「bioengineering」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」