世界大百科事典(旧版)内のBlut-und-Boden-Dichtungの言及
【ドイツ文学】より
…ナチス政権下のドイツ文学は,ナチスに協力する文学と反ナチスの亡命文学(亡命)に分裂した。ナチスのイデオロギーは歴史の歪曲によって成り立っていたから,その思想的な土台作りのために〈血と土の文学Blut‐und‐Boden‐Dichtung〉と総称される作品が量産されなければならなかった。それはまた長い間につちかわれてきた隣接諸国へのルサンティマンの悲惨な帰結でもあった。…
※「Blut-und-Boden-Dichtung」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」