世界大百科事典(旧版)内のborderlinecaseの言及
【境界線分裂病】より
…神経症(ノイローゼ)と精神分裂病との境界もしくは中間に位置づけられるケースで,単に〈境界例borderline case〉とも略称される。執拗な心気傾向,強迫ないし恐怖,離人など神経症症状を前景としながら,妄想や被影響体験が混じったり,若年者の場合には各種の行動異常(暴力,薬物乱用,自傷行為など)が目だち,治療も時に難渋する。…
※「borderlinecase」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」