Bouts,A.(その他表記)BoutsA

世界大百科事典(旧版)内のBouts,A.の言及

【バウツ】より

…ネーデルラントの画家。ハールレムに生まれ,1448年ころからルーバンに移り住み,同地で生涯を終えた。ロヒール・ファン・デル・ウェイデンとヤン・ファン・アイクの影響を時期を異にして強く受け,さらに北部ネーデルラント出身者特有の鋭い写実感覚を加えて独自の静謐な画風を創造した。後期の代表作《聖餐の祭壇画》の中央パネル〈最後の晩餐〉には,北方画家としてはひじょうに精度の高い線的遠近法が用いられており,細密な室内描写や細やかな光の表現が動きの少ない人物を力強く浮かび上がらせている。…

※「Bouts,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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